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どーもゆー・です。今回成り行きで一気に見てしまったのが18年前のドラマ「伝説の教師」です。
松本人志さん、中居正広さんが主演の学園もの。でも普通の学園ものではありません。では
あらすじからいきましょう。
Contents
あらすじ
教師の職場とは
第1話目で風間はいきなり副担任に降格になります。そして2-D組は伝説の教師、南波次郎を担任に迎えます。先生の評価は全部点数制普通の会社の営業社員と同じように結果を出さないと降格・リストラが待っているというんです。そして担任・副担任はいかなることも連帯責任とのこと。これは最終話まで続きます。片方が無断欠勤をしたらもう片方も一緒にやまないとならないという・・・
教師を志して、難関な試験を受けて教員免許を取得してようやくなった教師の職場環境がこれでは、志半ばでやめてしまう人が出てきますよね。中居君演じる風間先生は、女ったらしですけど、実は熱血教師。でもそれを隠して平和にサラリーマン教師を演じています。そこに破天荒で借金を抱える伝説の教師が現れるわけです。
南波次郎の教育学
彼が教育をしようと思ってしているとは思えませんが、結果的にどんなトラブルも片づけてしまいます。そんな南波に生徒たちも徐々にひかれていきますが、借金を返した南波は何も言わずにいなくなります。実は借金取りだった最強の男浅井龍二こそが本物の教師南波次郎で、松本演じる南波次郎の本名は木下次郎でただの落ちこぼれのおっさんだったと発覚。しかしそこらへんのおっさんにたくさん教えられた生徒たちや風間先生たちは、もうすっかり南波病になります。彼の教育にモットーはないでしょう。いきあたりばったりの屁理屈が結果的に有効な教育になっているといった感じでしょうか。
南波次郎語録
・相手の欠点10個いうてそれでも一緒に酒飲んでくれたらホンマの友達や
これは分かる気がする。欠点ってわかっていてもあまり言えないからですね。それでもすらすら言えてしまうのはそうと深い関係ですね。
・おまえ七三分けでもなければセンター分けでもない 2・6・7・8分けやないか
・やるなら全部やる!やらないなら全部やらない! そやから野茂は大リーグ行ってまうし 中田はイタリアに行ってしまうんや! 有望な人材は全部海外行ってまうぞ!? なんや今残ってるのはアメリカザリガニだけやないか! でっかいハサミして。そいつで頭を挟まれて?
・友達でもないのに殴り合ったら、ただの暴力や でも、友達同士で殴りあうのはどうや? それは暴力じゃない、友情の確認や。
→でも、ボクシングを見に行けなかった自分の欲望を満たすためでもあった?
・電波で繋がってる関係なんて、ろくなもんじゃないよな?
→女子高生監禁して、携帯のメモリ登録してる300人全員に電話して助けに来させようとするとかすごすぎる。
・いじめは必要悪
→これは賛否両論だろうけど
・なんでやねん!勉強できるゆうたかって結局教科書からのカンニングやないか
→その通りなんだけど、この人は多分目の付け所が違う
・なんでこれ引き戸やねん(w)
他にもいっぱいあったけど、面白いし、早口だからあまり覚えてません。ぜひ一度見てください。
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元医師でカウンセラーの神宮寺 絹香とは・・・
永作博美さん演じる絹香先生は、南波や風間を陰でサポートする美人先生です。いやあ、作中で南波も言ってましたけど、怒ると綺麗で怒鳴られてドキドキしたっていう気持ち分かります。40歳を過ぎた今も年を取らずにアコムのCMで世の中の男の癒しとなっています。20代の永作さん可愛すぎです。で、この先生、かなり物語で重要な人物になっています。設定が理事長の娘で唯一、理事長に進言できる人です。
脇役でこっそり出てる美人教師畑野ひろ子さん
昔から畑野ひろ子さん好きでした。僕の女性の好みの顔をほぼ満たしています。あんなに美人で演技もうまいのに何であまり出ないのでしょうか。もっとドラマに出てほしいもんですね。
本日の本題、学校教育の闇とは
女性の話ばかりになってしまうのでここらで本題です。学校教育の闇は、学園の名誉のために生徒を犠牲にして事実を隠蔽しようとするスタイルにあると思います。
また、頑張っている教師を正当に評価しない人事考課システムも問題を多くの学校法人が抱えているのではないでしょうか。先生の給料はもっと上げても良いと思います。政治家の給料をカットして教師の給料を上げると世の中うまく回りますよ。
教師になる人って絶対高い志を持っているものです。でも現実は職場がブラックだった、モンスターペアレンツがうじゃうじゃいたとかだとすぐに心が折れるんじゃないかと。やりがいを作れる職場にしないといけません。
南波に見る自らの保身と教育
表上は、自分のことばかり言ってる南波先生。でも「お前が学校に来てくれないと俺はクビになってまうんや!」とか直接分かりやすく言ってくれた方が心に響きますよね。声が届けば立ち直りも早いと思います。
最後に
松本と中居の漫才も面白いし、最終回ではゲスト出演で新しい2-Dの担任として浜田雅功が登場します。しかもなぜか鼻血出して。そして副担任はなんと木村拓哉です。相変わらず吸い殻を咎めるなど、キムタク節がさく裂します。これは、松本が浜田を登場させたいと言ったら、中居もうち(SMAP)からは木村しかいないと言ったらしいです。また、アドリブもかなり入ってますし、1話に2つはコントを入れる打ち合わせもしていたらしいです。18年経った今、あえて続編を主役の2人は変えずにやってほしいですね。あと、竹中直人さんの演技もいいなあ。
PS:話が進むうちに、南波のアパートを少しずつ破壊して最後は、風間の家に転がり込むのが面白かったです。また、風間の相手女性が有名女優を起用しててすごかった。特に一番良かったのは菊川怜さんの朝のシーン。妙に色っぽかったです。