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どーもゆー・です。2月も中盤を超えて、だんだんと気温も上がってきます。するとやはり毎年悩ませるあいつが飛び回るんです。そう・・・花粉です。集中力を毎年奪われる元だし、ティッシュ消費すげーし、マスク消費すげーしきついし、だるいしでまったく良いことなし・・そうそれは花粉症です。今日はそんな花粉症を徹底解剖し、対策を考えます。
Contents
花粉症の歴史を紐解いてもみよう!
紐解きたくないけど、紐解きますともともとは、始まりはアメリカ進駐軍が持ってきた「ブタクサ」が始まりです。ブタクサはこんなやつです。

マッカーサーの置き土産とも言われているようですね。昔は今ほど薬やマスクも浸透していなかったでしょうから花粉症きつかったでしょうね。
ブタクサが花粉症に認定された歴史を時系列で
【1945年】この時代、既にアレルギー治療経験が長い耳鼻科医に聞き込み調査を行い、花粉症らしき症状の患者がいるという事が把握できていました。風邪と見分けがつかなかったんでしょうね。
【1948年頃】アメリカ進駐軍の軍医により、花粉の調査が行われたものの、日本ではブタクサやイネ科の植物はアレルゲンになりえないと結論づけられ、日本での花粉症研究が滞ってしまう。
【1961年】荒木医師という方が人へのアレルギー症状を調べるために、ブタクサの花粉から患者の皮内反応(スクラッチテスト)を行い、ブタクサによる花粉症症状の確認をする。初めて確認されたわけです。
これにより、花粉症というものが正式に認識され、原因となる植物は「ブタクサ」「カモガヤ」「スギ」「よもぎ」とされました。
よもぎも花粉症になるんですね。カモガヤって何だろう。
では、スギ花粉症はいつ頃から出始めたんだろう!?
高度経済期のスタート時期である1955年頃から、木材を調達するためにスギがどんどん植えられていったそうです。アスファルトに舗装された道路に、落ちた花粉は行き先を失い再び宙を舞います。車や工場も増えたため大気が汚染されて、免疫力もバランスを崩すようになります。役に衛生管理管理が行き届き始めた日本は、自然と身につく免疫力が落ちていきます。結果、アレルギーに負ける体質ができて花粉症は一気に国民病ともいわれるようになります。その犯人が冒頭でたくさん植えられるようになったと紹介したスギです。
花粉症の症状は?
花粉症の主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみとされていて、一般に花粉症の4大症状と呼ばれます。耳鼻科領域においては、目のかゆみを除外したものを3大症状と呼びます。この中で一番つらい(主観)目のかゆみは耳鼻科では知らんよってことみたいです。鼻詰まりが次につらいですが、鼻を咬む行為を繰り返すことによって起きる肌荒れの痛みも結構つらいですね。
2次的な症状も出てくる花粉症
4大症状がずっと続くと、今度は風邪なのか花粉症なのかがわからなくなってきます。体もだるくなるし、目もかゆくてこするから結膜炎みたいになりますし、頭痛もしたり、しまいにはアナフィラキシーショックを引き起こした症例もあるそうです。怖いですね。
花粉症の恐ろしい病状モーニングアタック
目覚めのときに強く症状が出ることで、これをモーニングアタックといいます。就寝中に吸い込んだ花粉が目覚めとともに症状を引き起こしたり、自律神経の切り替えがスムーズにいかないのと、鼻粘膜における高まった過敏性とがあいまって症状が出ると考えられています。緊張すると症状がおさまったり、リラックスすると症状が出てきたりなども、自律神経のバランスの具合によって説明されています。
朝からこんな症状出たら、仕事行きたくなくなりますね。
花粉症患者数の推移
現在では国民の10%~20%くらいは症状が出ると言われます。日本国内で初めて花粉症が報告されてから約50年。現在ではスギ花粉症だけで約1500万人以上、全ての種類の花粉症は約2000万人以上とも言われています。花粉症は1度発症すると自然治癒は困難である事から、毎年原因植物の飛散時期に繰り返し発症します。そのため花粉症患者数が減少する事はありません。さらに花粉症患者数は今後も増加することが予想されています。
2018年花粉の状況は?
このリンクを見てください。
やはりピークはスギが3月、ヒノキが4月ですね。ほぼ例年度通りみたいです。
お待たせしました!花粉症対策をしよう
まずは基本花粉情報を集めましょう
極力外出を控えましょう
外出するなら完全防備を心がけましょう
帰ってきたら玄関で体中を払いましょう
手洗い・うがいをしましょう
後半は、小学生の教訓みたいになりましたがまず基本的な防御戦法ですね。あと目薬をさす、鼻炎薬をさすとか色々やれることをやりましょう。なれると鼻詰まりが当たり前になったりします。
まとめ
要するに花粉症の症状が出たら、外出控えめで外出するならマスク・眼鏡必需品です。極力花粉を遠ざけましょう。もう4人に1人は花粉症と言われる現代、情報集め→対策→乗り切るしかありません。
PS:花粉自体は1年中飛んでいるようですね。ただ多いか少ないかだけ・・・僕、花粉症ひどいので、今から憂鬱です。